タイトル |
: Re: 手指検査について |
記事No |
: 2082 |
投稿日 |
: 2009/08/11(Tue) 10:35 |
投稿者 |
: おっと |
お役に立ててうれしいです。
2004年の質問とはこれですね。
タイトル : 手指の細菌数 投稿者 : ぱちこ
http://www.shokuei.sakura.ne.jp/shokuei/past_data/log/0145.html
ご質問の手指検査では皮膚の常在菌を検査されているようですので、そのようなことが起こりますよね。
「綿棒で拭き取って菌が検出される」ということは、拭き取れば落ちる菌が残っているということですので、ご提案のペーパータオルは一定の効果があるでしょうね。
皮膚の常在菌については、トップページの「リンク集」にある、「花王くらしの研究、家庭の手洗いと食中毒の予防(参考/食中毒原因菌と皮膚常在菌)」が参考になると思います。
http://www.kao.co.jp/lifei/info/chuudoku_new/1999_07.pdfl
ところで、衛生的な惣菜工場では、従事者の手指の菌による汚染対策は当然なされており、使い捨て手袋や殺菌済みの器具による作業となっていると思います。逆にいえば、手指による汚染が考えられる工程を見直すのが先で、「基準を上げる(1000ぐらいに)」は私も妥当な解決策と思います。
次の論文はご参考になりませんでしょうか。
「手指付着細菌に対する各種洗剤・消毒剤の消毒持続効果の検討」岐阜医療科学大学紀要
2, 39-41 ,20080000
http://sc.chat-shuffle.net/paper/uid:110006978493
「速乾性擦式消毒剤による手指消毒後のセレウス菌などのグラム陽性有芽胞桿菌の残存
」産業医科大学雑誌 28(4), 401-410 ,20061201
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004862616
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