タイトル |
: Re^3: 油の酸化について |
記事No |
: 3300 |
投稿日 |
: 2018/07/25(Wed) 12:40 |
投稿者 |
: でこ |
追加で質問です。
冷暗所の定義はありますか?
以前上司より、冷暗所=冷蔵庫ととらえてよいといわれました。
となると油も冷蔵保管?でしょうか。
> お世話になります。
>
> @鉄板に塗る油を入荷後缶に入っているものをキッチンポットのようなものに移し替えます。そこからさらにプラ容器に移します。
>
> A油を検査したほうが良いかと思いまして・・・・
>
>
> > 少し、質問があります。
> >
> > > 部署内(室内)に置いといて、酸化しないのかと言われました。
> >
> > これは、鉄板に塗るための油の話だと思いますが、容器に小出しにして使っておいでなのでしょうか?
> > それとも、スプレー式の容器に入った油をお使いなのでしょうか?
> >
> > > 揚げ物のAV値の規定はあると思いますが、調べたほうが良いのでしょうか。
> >
> > 貴社で製造されている焼き物のAV値を検査するのでしょうか?
> > それとも、油を検査するのでしょうか?
> > ----------------------------------------
> >
> > 貴社の油が揚げ種からの水分による加水分解の影響を受けていないとすれば、次の資料も参考になるのではないでしょうか。
> >
> > ◇ 食用油の加熱劣化の評価 − PV/CV/AV
値と極性化合物量の相関 −,名古屋文理大学紀要 第12号(2012)
> > https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170704185254.pdf?id=ART0010005055
> >
> > これには、試験管中で油を加熱するだけのモデル実験があり、加熱による試験油の着色変化がカラーで見ることができます。
> >
> > 酸価(=AV) が1(=17.8meq/kg)に達する時間は大豆油
146 h とありますから、大雑把に言うと写真の右端の色目に達していなければOKということになります。
> >
> > 酸価が1というのは次の規定を参考にしています。
> >
> > ★「弁当及びそうざいの衛生規範」では、原材料としての油脂は次のものを使うこととなっています。
> > ----------------------
> > 第5 食品等の取扱い
> > 1 原材料
> > (4) 油脂の取扱い
> > @ 油脂は、特に直射日光及び高温多湿を避けて保存すること。さらに、冷暗所に保存することが望ましい。
> > A 油脂は、ふたのある容器に入れて密閉する等空気との接触を少なくして保存すること。
> > B 油脂( 但し、再処理のものは除く。)は、次のア及びイに適合するものを原材料として使用すること。
> > ア酸価 1 以下( 但し、ごま油は除く。)
> > イ過酸化物価 10 以下
> > ----------------------
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