タイトル | : Re: 保健所食監の人数 |
記事No | : 3007 |
投稿日 | : 2014/04/30(Wed) 22:23 |
投稿者 | : おっと |
大阪府の例を紹介します。大阪府には大阪府と大阪市及び東大阪市、堺市、高槻市、豊中市、枚方市の保健所が有ります。
大阪府では、これまで動物関係業務も一部を保健所でも担当しており、主として食監でもある獣医が担当していましたが、今年度からこの業務が保健所の手を離れました。 食監の資格を表す食監証は医師である所長も持っていますが実務は課長以下の職員が行っています。課長には食品担当出身以外に薬事及び環境出身の課長もいるのでカウントが微妙なのですが課長以下を食監としてカウントしてみます。
例として、大阪府の北部東部には大阪府の保健所として、池田、吹田、茨木、四條畷、寝屋川、守口の計6か所の保健所が有ります。池田、四條畷、寝屋川保健所に課長を含め各3名、吹田4名、守口5名です。茨木にはこれらの保健所を担当する広域班が有り地域担当と合わせて15名になります。つまり、6保健所を33名で担当していることになります。 また、大阪府には本課と呼ばれる食の安全推進課があり、こちらで各保健所の取りまとめ業務や他自治体及び厚労省と関係する業務など食品衛生関係を20名ほどで行っています。 なお、府北部では豊中、高槻、枚方が中核市としてそれぞれ保健所を持っています。中核市では本庁業務を各保健所で持つので府の保健所より大所帯になります。
蛇足ですが、大阪府では獣医は主として本庁、食肉衛生検査所、食鳥検査所、保健所等及び動物愛護畜産課関係に、薬剤師は主に本庁、保健所、市場検査所に配置され環境及び薬事業務は担当しません。
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