タイトル |
: Re: 食品のブドウ球菌について |
記事No |
: 2625 |
投稿日 |
: 2011/07/03(Sun) 22:43 |
投稿者 |
: おっと |
>万が一ブドウ球菌保持者の汗が商品に混入した場合商品から検出されることはあるでしょうか?
ブドウ球菌を身体のどの部位に持っているかなどによって異なるでしょうが例えば、顔面に化膿巣でもあればそこを洗い流してくる汗にはブドウ球菌が含まれることがあると考えるべきでしょうね。
ただ、食品からブドウ球菌が検出され、使い捨て手袋を使用しているからと言うことで、従事者の汗が原因と決めつける訳にもいきませんよね。
マスクですが、作業中汗をかくようですとマスクに触れたくなったりしますよね。マスクは従事者の顔面及び口や鼻のブドウ球菌を集めるような結果になり不用意に触れると手指の高濃度汚染を引き起こす可能性がありますのでお奨めではないですね。
このような時季には、不要な手袋やマスクは外し
@加熱後の食品は素手では触れず、使い捨て手袋や消毒済み器具を使用する
A加熱後の食品に触れる器具は消毒する。
B手袋をはめたまま雑用をさせない。
C消毒済み器具の食品に触れる部分を素手で触らない。
私の経験では、洗い場係の方が手荒れのひどい方でブドウ球菌を保菌しており、その方が洗浄済み食品保管用タッパーの片付けを濡れた手で行っているケースがありました。
ブドウ球菌による汚染防止のためには、汗による可能性の発見もそうですが、作業の流れを細かく観察し把握する必要があります。
がんばってください。
と同時に、器具類のスタンプ検査の併用も必要と思います。
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