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サバのお刺身を見かけ、アニサキスについて、心配になりました。 過去の投稿など拝見しておりましたが、 このアニサキスは、目視で直ぐに判る程、大きなものなのでしょうか。または、見つけにくいほど小さなもので、おなかの中で成長するのでしょうか。 マグロやサーモン、イカ刺しなど子供も食べるので、少し心配になりました。目視で見つけられないと怖いと思い、質問させて頂きました。
肉眼で見えます。昔、魚の寄生虫の数を数えていたことがありますが、鯖や鱈の内臓には普通にいました。 2011年5月19日の西日本新聞に以下の記事がありました。参考までに 「九州の生サバなぜ大丈夫 寄生虫アニサキスの種類原因説 太平洋と日本海側 宿主鯨類の分布影響? 」 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/242876 以下抜粋 アニサキスは遺伝子の違いで約10種類に分類される。東京都健康安全研究センターが2007―09年、築地市場(東京)に集まる、全国の港で水揚げされたサバを調べた結果、高知県から青森県までの太平洋側のサバは8割以上がアニサキス・シンプレックス・センス・ストリクト(シンプレックス)。一方、長崎県から石川県の日本海側のサバは8割以上がアニサキス・ピグレフィー(ピグレフィー)であることが判明した。 また、内臓に寄生後、肉質部にまで潜り込む「移行率」はシンプレックス約11%に対し、ピグレフィーが0・1%と大きく異なることも明らかになった。松浦の魚市場で聞いた「内臓にしかいない」という言葉を裏付けるデータといえる。 東京都健康安全研究センター http://www.tokyo-eiken.go.jp/issue/health/webversion/web28.html 恐怖のアニサキス!(ボンさんからの体験レポート) http://www.asahi-net.or.jp/~ep3n-kizm/garakuta/kiken/anisakis.htm
おっとさん、有難うございます。 アニサキスに種類があること、移行型というのがあること、大変勉強になりました。 目視で判るほどの大きさということで、お刺身を食べるときなどは、注意するよう心がけたいと思います。
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