タイトル |
: Re: 乳酸菌飲料の乳酸菌数について |
記事No |
: 2592 |
投稿日 |
: 2011/06/03(Fri) 07:44 |
投稿者 |
: おっと |
> 別に乳酸菌数が何個だろうが衛生上問題がないような気がするのですが・・
そのとおりですね。家庭で希釈して飲むタイプの乳酸菌飲料は乳酸菌は殺してありますもんね。
> 乳酸菌飲料には乳等省令で乳酸菌又は酵母数一千万個/mL以上という成分規格が定められています。
> どうしてこの基準が設定されているのでしょうか?
製品中の乳酸菌又は酵母は保存日数とともに乳酸菌や酵母の栄養分を消費し、死滅していきます。製品の保管温度が高いと古い商品では菌数が一千万個/mL以下になっていることがあります。
以下、私の推測です。
@ 乳酸菌飲料は風味だけを要求される殺菌乳酸菌飲料を除き、生菌のなんらかの効果を期待されているのではないでしょうか?
A 乳酸菌飲料は乳酸菌をうんと増やした原液を薄めて製造するのですが原液の菌がほとんど死んでいたり製造に不都合があると菌数が不足することがあります。薄める際に雑菌汚染を受けると例えばリステリアが増殖するかもわかりません。(pHが低すぎ可能性は低いと思いますが)
B 菌数の値は業界標準と思います。普通に製造して達成できる菌数です。メーカーによっては製造時菌数が基準の10倍くらいにしているところがあると思います。
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