タイトル |
: Re^3: ふぐ卵巣 |
記事No |
: 2533 |
投稿日 |
: 2011/02/24(Thu) 15:05 |
投稿者 |
: 滅菌済み |
イカげそ4号さま
そうですね、完全に安全か?と言われると言い切って良いものかと自信はありません。
(もっとも、食品にゼロリスクということ自体がないのですが・・・)
もし、食べたくなったのならば、検査済みということが明記されている製品、
糠漬けならば石川県予防医学協会が行っている、を購入することで
フグ毒の危険性はほぼ回避出来ると思います。
あとは、20分〜5時間の間に口のしびれ手足のしびれがでなければ、
その後は中毒症状はでないはずです。でたら即救急車を呼ぶことになりますが。
フグ毒は一晩症状がなければ発症しませんし、発症後も8時間以上生命が維持出来れば
快復に向かいます。
本題からずれますが、
この製法を考えた先人には畏敬の念を覚えます。どうやらいつごろ始まったのか、とか誰が始めたのかといった詳しい史料も残ってないようなのです。
かつて、東京水産大学(現、東京海洋大学)の小林武志先生らが、無毒になる謎を解明しようとかなり長い時間をかけて研究を続けていましたが、微生物による分解ではなさそうだという事以外はっきりしたことはわからなかったようです。なので、とても不思議な食べ物で、興味をそそられます。
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