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タイトル ヒラメトキシン
記事No 2425
投稿日 : 2010/10/12(Tue) 22:00
投稿者 RED
伊予銀もねんりんピックもひらめ、そろそろ躊躇なく調査可能でしょうか?
実務レベルで詳細に調査されるといいんですが。

タイトル Re: ヒラメトキシン
記事No 2426
投稿日 : 2010/10/12(Tue) 22:48
投稿者 おっと
調査は進んでいると思いますよ。でも、対策のめどがついたとは聞いていませんし、末端までは動きも伝わってきませんね。
 この分野は研究者の層も薄そうですし、予算も限られていそうですから…。
 無関係なところでいたずらに犠牲者の数が積み上がっていくのでしょうか…。

タイトル Re: ヒラメトキシン
記事No 2428
投稿日 : 2010/10/18(Mon) 01:34
投稿者 おっと
伊予銀は患者数113名の原因物質不明の食中毒事件と断定されました。患者及び食品残品のひらめからも、病因とみられる食中毒菌は検出されず、関連施設の調査では現在までに不適切な取り扱いは確認されず、原因施設は特定できなかった。(出処;愛媛県保健福祉部健康衛生局薬務衛生課、平成22年10月12日プレスリリース)

ねんりんピックはホテルの夕食を原因とする食中毒と断定し営業停止処分(毎日新聞 2010年10月13日 地方版)したが、同センターが病因物質を調べた結果については続報がないですね。

タイトル Re^2: ヒラメトキシン
記事No 2429
投稿日 : 2010/10/18(Mon) 23:25
投稿者 RED
食中毒菌の検出(事件票記載の)はないでしょうね。
タンパク性又は原虫由来の物質の検査は試みられたのでしょうか。
このままでは疑わしきは罰せずが幅を利かせそうでなりません。

タイトル Re^3: ヒラメトキシン
記事No 2430
投稿日 : 2010/10/22(Fri) 00:31
投稿者 おっと
これらの事件発生前に
平成22年9月16日付、厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課食中毒被害情報管理室から都道府県等衛生主管部(局)食品衛生担当課あて事務連絡により
食中毒調査にかかる病因物質不明事例の情報提供について(協力依頼)通知があり、
情報提供と少量分与が可能な残品等の検体が確保できた場合にあっては、国立試験研究機関等への送付が要請されている。
また、患者の発症状況、共通食として疑われる生食生鮮食品にかかる喫食状況、生産段階までのさかのぼり調査、調理方法、検査結果の提供の協力が要請されている。

今回の懸賞品の事例は他に原因食品がないという特異な例であったため、業界の協力さえあればかなり研究が進むと期待しているのだがどうでしょうか…。

タイトル 生食用生鮮食品を共通食とする病因物質不明有症事例を巡る経緯
記事No 2571
投稿日 : 2011/05/02(Mon) 23:09
投稿者 おっと
参照先 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ahy8-att/2r9852000001aib5.pdf
このほど、調査結果が公表されました。養殖業界あげての対策がまたれます。資料の中にもありますが、自主検査制度例えば、ホタテの安全証紙みたいな制度とかが必要なのではないでしょうか。

薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食中毒・乳肉水産食品合同部会
(平成23年4月25日開催)配付資料一覧
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ahy8.html


資料2 原因不明食中毒について(PDF:2539KB)

生食用生鮮食品を共通食とする病因物質不明有症事例を巡る経緯

平成23年4月25日 厚生労働省医薬食品局食品安全部 監視安全課
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ahy8-att/2r9852000001aib5.pdf

追補(2012/6/12)

クドアを原因とする食中毒の発生防止について 食安発0607第7号 平成24年6月7日 

1.クドアが検出された生食用生鮮ヒラメについて
平成23年7月11日付け食安監発0711第1号「Kudoa septempuncta」の検査法について(暫定版)」により検査を実施し、筋肉1グラムあたり
のクドアの胞子数が1.0X 10の6乗個を超えることが確認された場合、食品衛生法第6条に違反するものとして取り扱うこと。
その際には、原因究明、再発防止に必要な生産履歴等の調査を十分に行うこと。
2. 食中毒発生時の行政処分について
病因物質がクドアであることが判明した場合は、当該ヒラメを廃棄等
することにより食中毒の拡大・再発防止が可能であるため、他に改善す
べき内容がない場合には、営業禁止及び停止の期間の設定は不要である
こと。

養殖ヒラメに寄生したKudoa septempunctata による食中毒の防止対策 - 水産庁 栽培養殖課 -  ◇これで国産ヒラメは一安心。よかった!


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