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お世話になります。 先日工場の監査をお願いした時に指摘を受けたのですが、弊社では仕入れ時の品温の基準で冷凍品は-18℃以下という基準にしておりましたがそれはあり得ないということでした。 確かに2か月前ぐらいに現場従業員からも言われたため検証したのですが、-5℃付近でした。実施方法は放射温度計で外箱を測定しています。 監査員の方が言われるにはコーデックスで基準があるとのことだったのですがネットで調べてもたどりつけません。コーデックスに仕入れ時の品温の基準などは設けられているのでしょうか?
CODEXの検索サイトで次の文書を御確認ください。 RECOMMENDED INTERNATIONAL CODE OF PRACTICE FOR THE PROCESSING AND HANDLING OF QUICK FROZEN FOODS (CAC/RCP 8-1976)
REDさんありがとうございます。お陰で、農林水産省のホームページに該当部分の参考になるような日本語版を見つけました。 ホーム > 消費・安全 > コーデックス委員会 > 日本語版コーデックス規格 http://www.maff.go.jp/j/syouan/kijun/codex/standard_list/pdf/cac-rcp8.pdf 【抜粋】 急速冷凍食品の流通に際しては、製品温度が−18℃超に上昇した場合でも、適宜、管轄行政機関の定めた温度以下に留め、製品の品質を確保するため、いかなる場合にも最も温度の高い製品が−12℃を上回らないようにすべきである。輸送後は、可能な限り速やかに製品温度を−18℃まで下げるべきである。 車両への積み込み及び車両からの荷降ろし並びに冷蔵倉庫への積み込み及びそこからの積み出しは実行可能な限り素早く行い、製品温度の上昇を最小限に留める方法を使用すべきである。 【補足】 食品衛生法に基づく冷凍食品の保存基準では、「冷凍食品は,これを−15°以下で保存しなければならない。」となっています。 なお、放射温度計で外箱を測定すると、上記規格の本文中にも記載がありますが、誤差が生じますので注意が必要です。
いろいろありがとうございました。 外箱を放射温度計で計測するやり方は変更できないため データを取って最適な温度を決めたいと思います。
以前、すりみの入荷時の温度測定は、 内部の温度(中心温度)と表面温度の相関をとって、 表面温度測定により、中心温度を推定していました。 誤差はありましたが・・。