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疑問に思うことがありまして、はじめて投稿させていただきます。 大阪市内の某大型スーパーで、おにぎりをパンと同じように 室温で陳列・販売していたのですがこれは問題ないのでしょうか? おにぎりには保存温度20℃以下という表示があり、 店内の温度は28℃くらいだと思います。 そのお店は営業時間が長めなので、 半日以上ずっと室温で陳列されているのかもしれません。 素人の感覚からすると、朝おにぎりを作って室温で 昼まで保存というのはよくありそうなのですが 室温だと何時間くらいまで安全なのでしょうか。
米飯類は10℃以下でほかんするとでんぷんが老化(?型にもどる)してボソボソになってしまうのねん。 おにぎりにはたいていpHを下げるために酢や食品添加物の「酸味料」や、業界内で「日持ち向上剤」としてもてはやされているグリシン(名目は調味料)がテンコ盛りなんですよ。 「酸味料」と「調味料」には使用基準が無いから入れ放題なんですよwwwwwwwwww
> 素人の感覚からすると、朝おにぎりを作って室温で > 昼まで保存というのはよくありそうなのですが > 室温だと何時間くらいまで安全なのでしょうか。 もっともな質問と思い、予測微生物学を利用して検討し、この相談室の「archive」に入れておきました。ごらんください。 結論を言うと、「病原微生物に汚染されていない場合、腐敗を感じるまでは問題ありません」ということですが、これでは、ロシアンルーレットになりますね。 温度と時間の黄色ブドウ球菌の菌数及び毒素量に及ぼす影響の推測 http://osaka.cool.ne.jp/shokuei/archive/yosoku.html また、夏場になると、表示にある保存温度と実際の陳列温度によく食い違いが見られます。現場で放射温度計を使って温度を確認し、実際の温度が表示にある保存温度より高い場合は注意しています。 表示の保存温度は消費者に守らせるためだけかと思われるケースもありますね。 > 「酸味料」と「調味料」には使用基準が無いから入れ放題なんですよwwwwwwwwww スーパーのバックヤードでは使ってないようですが、外部で炊飯しているところなどは様々ですね。
回答してくださった皆様、ありがとうございます。 なるほど、お店で売っているものはいろいろと工夫をして 長持ちするようにつくられていたのですか。 冷やしたほうが安全かと思いましたがボソボソだと困りますものね。 「archive」拝見しました、図がとてもわかりやすいです。 家庭で普通につくった場合は4〜5時間あたりが限界でしょうか。 それ以上になりそうな時は使い捨て手袋やラップなどを使って 菌をつけないように気をつけるか、携行をあきらめたほうがよさそうですね。 大変勉強になりました、どうもありがとうございました。