東京在住のものです。
放射線照射、遺伝子組み換え、アルコール分に強いアレルギーがあります。
現在国内で放射線による照射食品は北海道の一部のジャガイモの芽止めだけだそうですが、海外では常時行われていて輸入物に混在しているとかしていないとか聞いております。実際はどうでしょうか。
原料の大元をたどってまでも、放射線照射が行われているものは全くないものを買いたいのです。
現在必要なものは、遺伝子組み換えでなく放射線照射でない、全て国内産原料の食塩と醤油、有機無農薬の果汁１００％みかんジュース、アルコール添加の全くない有機無農薬バナナです。
また、にがりが悪いとも聞きます。にがりを含まない国内産の食塩があるのでしょうか。国内の海水で溶こうが、結局海外の食塩が原料のものが多いですが、これらには一般に放射線照射は実際に行われているのでしょうか？

なかなか難しい話ですね。
アレルギーというのは実際のアレルギーではなく、精神的な好き嫌いと考えてお答えして良いのでしょうか？
放射線照射された食品は輸入もいけないのですが、放射線は残留性がなく（そのため安全性が高い殺菌方法と諸外国では評価されています）そのため照射があったかを検証するのは困難だと思われます。

また、遺伝子組み換えについては検査方法があるのでこれは防げるでしょうけれど、5% 以下なら表示義務はないので難しいかもしれません。ただし、遺伝子組み換え自体は安全性の評価がされ認可されたものに関しては安全性は通常の作物とかわらないとされています。合衆国では食品医薬品局（FDA）の厳しい規制のもと製品化されており、認可された遺伝子組み換え作物による事故は報告されていません。

有機作物が安全というのは幻想です。植物が自然に持っている毒が多くなるという報告もありますし、微生物学的な危険性はむしろ大きくなります。そして、食中毒の原因としては最も多いのも微生物であり、微生物による食中毒での死者や重大な後遺症（たとえばカンピロバクター食中毒に付随するギランバレー症候群など）は後を絶ちません。現在、科学的根拠に基づき安全性が高い農薬や添加物を排除する事で、まったく別の危険性が出てくるものと理解してください。

にがりを含まない食塩はあります。塩化ナトリウムを購入する事でこれは解決できます。

それから塩に対する照射というのは私は知りません。照射はスパイス類とか肉製品では聞きますが。

あとはアルコール分の何に危機感を覚えているのでしょうか? 少しわかりませんがもう少し詳しくお願いします。

答えになっているでしょうか？

> 放射線照射された食品

　香辛料の一部については、検査方法が通知されていますので、付け加えさせていただきます。
平成19年7月6日　食安発第0706002号「放射線照射された食品の検知法について」
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/hassyutu/index.html

> 遺伝子組み換え食品
　とはいっても気にされるのであれば、厚生労働省のホームページで「2005年時点で遺伝子組換え農産物を商業栽培している21か国」が公表されているので、こうした農産物をさけて購入されるのも良いかも知れません。次のURLの（問III−２）
http://www.mhlw.go.jp/qa/syokuhin/kakou3/3.html

RED さま

照射食品の検知法については勉強不足でした。
ありがとうございます。

追記ですが
あと、芽止めの照射を気にしているようですが、
芽が出てしまうと今度はソラニンというジャガイモの毒の
問題も出ます。
世界的にみて日本の照射食品に対する規制は厳しすぎですね。
以前幾つかの国を比較した一覧表をみてびっくりしましたが、
その表の中でジャガイモの芽止めだけしか認めていないのは
日本くらいでした。
ネット上でもみれると思いますので探して
見つかったらまたこの掲示板にURL を出します。

お礼申し上げます。アレルギーは、アトピーなどの幼児より病ではありませんが、体が天然より離れたものをはじこうと反応する様子で、好き嫌いではありません。


遺伝子組み換えに関して、指定原料は全て完全に避けています。植物油は、ほとんどが不分別の菜種油ですので、これも遺伝子組み換えではないものを買っています。 不分別とうもろこし由来のでんぷんからなる糖分も多く使われていますが、避けています。


放射線照射に関しては、サイトでかなり情報がまちまちですね。
輸入は、一般に禁止されているとのことですが、ジャガイモが国内の北海道士幌町で許可されていることに起因して、
「照射ジャガイモは輸入が許可されている」というサイトも見つけました。
「輸入検査されてないものは入ってきている」とか、「検査は全部に行われているから輸入はされていない」というものもありました。
また、「スパイスは現在申請中ですが、国内にすでに加工品としてすり抜けて入ってきているのが現状だから、その後追いとして許可を取ろうとしている」というものもありました。
香辛料というと限定されますが、スパイスとなると広範囲に定義されると思い、塩も？と思った次第です。国内産のものを選べばすむことですので、お尋ねしました。
ただ、にがりが怖いと思ったのは、検索で見た、グローバルクリーンなるｈｐで、にがりの害について書かれていたからです。ただ、そこのは海外産でした。
某自然食品店に条件をクリアした塩と醤油はせめてないものか、とたずねた所、「放射線照射は出回ってる納豆はほとんどが照射されているとのことで初耳でした。調べていますが、真偽のほどはわかりません。

以前、米油、パーム油で揚げた遺伝子組み換えでない国内産ジャガイモ使用のポテトチップスを食べた後、アレルギーが出たことがありました。
「放射線照射」「食品」という単語で検索しても、上位のほうに、「レントゲンの一億倍以上の放射線を当てる」や、食品ではないのですが、がん患者に放射線を当てて、その人の尿が河川、海に流れ出て、環境汚染がどうのという浄水器のサイトもあり、驚きました。
そこで、害がどの程度か調べていると、北海道の一部で行われている照射のジャガイモも、ディスカウントショップやスーパーなどの店舗で、箱から出してバラで売っている、とか、刻印された箱を見たことないのに出荷量がすごいので、国内産のジャガイモ使用と書いてあるポテトチップスなどの加工品に使われている可能性がある、というのを見て以後、ジャガイモを使ったお菓子やファーストフードのフライドポテトなどに恐怖を感じました。
因みに、お米等は完全無農薬有機栽培の、厳しい審査基準をクリアした農家のものを契約通販で買っています。
のどかな農家みたいで、調味料は売ってませんし、情報もない様子です。

アルコール分に関してですが、これも突然アレルギーになったものでかなり困っていますが、（とある医者の意見では、下戸はいるけれど医学的にはアルコール分にはアレルギーは存在しないとのことですが）以来、細かく避けています。
例えば、納豆は（前述のとおり違う理由で新たに避けなければならない可能性がありますが）遺伝子組み換えでない有機栽培のものでも、お酒やみりんを使ったタレが入っているので、納豆だけの純粋なものを求めていますが、見つかりません。
アルコール分は、アレルギーになるまでは考えたこともなかったのですが、保存目的でしょうか、多くの食材に酒精、エタノール、発酵調味料、みりん、洋酒などが使われていて、子供用のアイスクリームやお菓子、お団子やプリン、ゼリーなどにも表示があります。表示がない場合でも、発酵分として醤油などには含まれますし、酵母の関係で発酵分とは別にアルコール添加されている味噌などもそうですが、うどんやハム、ソーセージ、などには表示がなくても３から５％入っているのが常識だそうですね。
また、某自然食品無添加のリンスには、２０％のエタノールが含まれるとの事です。
単純にこれらを疑問に思うのですが、普通の飲用のお酒のアルコール分で言えば、ビールだって４％もあれば、弱い人なら完全に酔っ払って出来上がってしまいますよね。
１％未満には表示義務がないことも知っていますが、０．９％だって相当なものだと思うのですが。アルコールの種類でいえば同じエチルでしょうし、パーセンテージがたいしたことないのか、何がどうなってみんな大丈夫なのかがわかりません。
例えばですが、ハムなんか火を通さない家庭はたくさんありますね。
私としては、過不足なく真実を知って考えたいところです。

アルコール分の何に恐怖があるのかというお尋ねですが、普通はそうですね。すいません。、
アルコール添加のない菓子パンやバナナ、イチゴなどにもアルバイトの人たちが、かなりエタノールを吹いて包装すると聞いたことから、アルコール分のないバナナを、と考えたところです。


こちらは優れた掲示板のご様子で、ほっとしています。
できるだけ、ご教導を頂けたらと思います。食べ物に大変不自由が起きたことで、アレルギーになっては遅いので真実も聞きつつ、何とか安全の範囲で枠を広げられたら、思っています。
最初にあまり書くと、「自然由来でもキャベツからはマスタードガスなる毒ガスも作られた」、などの書き込みがあったりまちまちだったのですいません。
キャベツってそんなに害がある食べ物だったのでしょうか？

調味料を使わない料理が続いていますので、塩化ナトリウムは食用で普通に使えるのなら購入出来たらありがたいです。

> アルコール分
　そういわれてみると、添加物表示されている「エタノール」や「酒精」は、単に吹きかけたわけではなく、練り込んだりして相当量が混和されているわけですからね。各種エタノールの商品を検索してみると、１〜５％位を添加量の目安としているようですのでかなりの量ですね。

> 塩化ナトリウム
　いわゆる「食卓塩」や「精製塩」の商品ガイドですが、品質情報等ずいぶん詳しく公表されているようですので参照してみてください。
財団法人　塩事業センター
http://www.shiojigyo.com/a020products/post_196.html

　ところで、Fさんはどのような地域にお住まいでしょうか。というのは、ご自宅周辺とまではいかないかもしれませんが、お住まいの自治体やその周辺をお探しになれば、例えば、納豆、麺類、食肉製品や魚肉練り製品などは小規模ながら製造している工場がきっとあるはずです。そうした工場をお訪ねになってそこで製造されている商品を御覧になるのも良いかと思います。

ありがとうございます。希望が持てそうです。居住地域は東京都下の調布市のお隣の市です。
理解されて突っ込んで細かく答えてくださるお店があれば、ぜひ、そちらで買いたいです。
同じものばかり食べ続けていますので、広がればこんなに有難いことはないです。

F さま

もうしわけありません。少し勘違いで答えてしまったようですね。

とんでもないです。害がないものは、ない事実は理解させて頂く必要があります。色々とご教導下さい。