|HOME|過去ログ一覧表|新規相談|
私はヘルパーの仕事をしているんですが 調理の際に迷うことがありました。(2つ) 挽肉が購入したパックのまま冷凍されていて(小分けされていない) 使うときはそれを包丁で使用分だけ切って使いました。 切るために少し解凍してしまうのですが残った分はまた冷凍しました。 このようにするのと、全部調理してしまい火を通して冷凍し 食べる時に再加熱するのとどちらが衛生面からみていいものなのか ということです。 もうひとつは、コンロがひとつしかないお宅で効率よく使うように 気をつけているんですが、野菜などゆでた湯をまな板の消毒用に できないのかなと思ったんですが、やっぱりだめですよね。
>全部調理してしまい火を通して冷凍し食べる時に再加熱する 方が味は別として衛生的だと思います。なぜなら、挽肉類はサルモネラなどに汚染している可能性があり、加熱前に何度も触れると手指を介しての二次汚染の可能性がそのぶんだけ高くなると思います。 > 野菜などゆでた湯をまな板の消毒用にできないのかなと思ったんですが、やっぱりだめですよね。 消毒という面だけで言えば、何の問題も無いといえますが、ゆで汁には栄養分がありますので、それが微生物のえさとなります。従って、お湯をかけて消毒した後すすぎ洗いを行うというのはあるかなと思います。ただ、こすり洗いする前に熱湯をかけると、タンパク系の汚れは熱凝固しまな板から落ちにくくなると思いますので注意が必要です。
ありがとうございます。 二次汚染の注意と食べる前の再加熱を十分にすることが 大切ですよね。 またまた聞きたいことがあります。 冷凍したものは一般的にどのくらいもつものなんでしょうか? 肉(生、調理済み)魚、ごはん、パン、ゆで野菜、おかず など をよくしています。 去年から入れっぱなしのアイスクリームがあるんですが いつまで食べれるものなんでしょうか? もうひとつ、ペットボトルの水を買うんですが 冷蔵庫に入れて使用しています。 ふたを開けてからどのくらいもつんでしょうか? 変な質問ばかりでごめんなさい。素朴な疑問です。 よろしくお願いします。
> (冷凍したものは)いつまで食べれるものなんでしょうか? 一言で言うと、いつまでも食べられます。ただし、味や風味は保証の限りではありません。 つまり、一般に、冷凍中は細菌は増殖せず、通常緩やかに減少します。シベリアの氷の中からマンモスの体の一部が出てきたという話を聞きますが、純粋に細菌の面から言うといつまでも持ちますと言っても大きな間違いではありません。ただし、少なくともマイナス15℃以下と考えてください。 冷凍といっても化学的な劣化(酸化)や乾燥は進みます。 酸化は脂質が多いと進みやすいですし、温度が高くても早く進みます。従って、マグロなどを長期に亘って保存する場合はマイナス50℃以下で保存してると思います。 冷凍した食品の乾燥は、皆様経験がおありだと思います。 乾燥を防止するためには、空気が入らないように密封するとか、例えば、冷凍エビなどのように、食品の周りに氷の層をつくります。 で、究極の答えは「外観に変化が無く、少し食べてみて美味しかったら大丈夫です」ということではないでしょうか。 参考;市販の冷凍食品は1年の賞味期限を付けることが多いようです。製造後1年もすると次のシーズンの商品が出回りますのでそれくらいで消費してくださいというメッセージがこもっていると思います。 参考2:メーカーのページですが、妥当なところだと思います。 http://www.nissui.co.jp/product/faq4.html
> もうひとつ、ペットボトルの水を買うんですが > 冷蔵庫に入れて使用しています。 > ふたを開けてからどのくらいもつんでしょうか? 雑菌が入らないようにふたを開け、直ちに閉じた場合は、理論的には最初の賞味期限までは問題なく大丈夫です。 逆に、開封し、その際何かの弾みで病原微生物に汚染されたら、その時点で危険になりますので一概にいつまで大丈夫というわけにはいきません。 ただ、栄養に乏しい水の場合、一般に菌は時間の経過と共に緩やかに減少します。 そうはいっても、なかには、栄養に乏しい環境を好むカビもあり、このようなものに汚染されるとそのうちに、混濁が起こったりします。 このあたりが参考になると思います。 http://www.pokka.co.jp/inquiry/faq/index3.html