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タイトル MPN法
記事No 57
投稿日 : 2003/10/16(Thu) 00:11
投稿者 sasa   <pt78@pdx.ne.jp>
基礎的なことですみません。
大腸菌のMPN法についてなのですが、最確表よりの数値の出し方(扱い方)について教えてください。

固体試料の場合:試料原液は10倍希釈液
この試料原液を10ml 1ml 0.1ml各3本培養し
結果(ガス産生)が2、1、0だった場合
最確数上の数値(係数?)は15となります。
(ここまでは何とか分かるのですが)

この「15」という数字の扱い方がよく分かりません。(細菌の個数なのでしょうか?)
液体試料(=試料原液)ならば「15/100ml」となると手元の試料にはあるのですが、固体試料の場合はどうなのでしょうか?
希釈係数をかけるようにも思うのですが、どの段階の希釈係数をかけるのかなどがよく分かりません。
試料原液の希釈率(この場合なら10倍)なのでしょうか?
分注した試料の量10ml→1g相当(10倍) 1ml→0.1g相当(100倍)等なのでしょうか?またその結果導き出された値は/gなのでしょうか?それとも/100gなのでしょうか?
そのあたりがよくわかりません。

本当に基礎的なことで申し訳ありませんが、どなたかご教授お願いいたします。

タイトル Re: MPN法
記事No 58
投稿日 : 2003/10/16(Thu) 00:15
投稿者 安田 好江
>この「15」という数字の扱い方がよく分かりません。

液体試料 100ml中に15という意味です。
この液体試料100mlに何gのもの(食品)が入っているかがポイントです。試料中に10gのもの(食品)が入っているなら1/10倍、5gならば1/5倍すれば, 細菌数(1gあたり)を出せます。

タイトル Re^2: MPN法
記事No 59
投稿日 : 2003/10/16(Thu) 00:17
投稿者 sasa
安田様
いつもありがとうございます。

もうひとつお伺いしたいのですが、
検査をし、報告書を作成する場合、その「15(/100ml)」という値は
「/g」に換算して記載するものなのでしょうか?
何か通則のようなものは有るのでしょうか?

タイトル Re^3: MPN法
記事No 60
投稿日 : 2003/10/16(Thu) 00:20
投稿者 安田 好江
sasaさんは No.831「Re:MPN法」で書きました。

>検査をし、報告書を作成する場合、その「15(/100ml)」という値は
>「/g」に換算して記載するものなのでしょうか?
>何か通則のようなものは有るのでしょうか?


それは検査材料によります。微生物規格がそれぞれ決まっていると思います。
たとえば、洋生菓子やパン、惣菜などの食品の多くは/g、上水検査は/100ml。
従って、上水検査の場合はそのまま「 15/100ml 」となります。

タイトル Re^4: MPN法
記事No 61
投稿日 : 2003/10/16(Thu) 00:23
投稿者 sasa
遅くなりました。
ありがとうございます。調べてみます。

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