タイトル |
: Re^2: 2 事例紹介;軍艦巻きにアニサキスが |
記事No |
: 18 |
投稿日 |
: 2003/09/20(Sat) 13:32 |
投稿者 |
: 管理人 |
早速のコメントありがとうございます。ご指摘のとおりでした。再度、聞き直したところ、ニクバエとのことです。ハエについては、詳しく調べられており、専門家にはウジでも分かるのだそうです。又聞きでろくに確認せずに投稿したので失敗でした。
蝿のウジは頭を肉の中に突っ込み、お尻(後部気門)を外界に出して呼吸しているそうで、尖った方が口みたいです。素人は尻尾と間違えないのかお聞きしたところ、尖った方へ進んで行くので見誤る心配はないとのこと。肉の中なので目玉は不要らしく、ないみたいです。お尻の方の皮はキチン質で固く、食品中でも残りやすく鏡検すれば分かるそうです。後部気門がそのキチン質に丸く並び、その気門のかたちと(トゲだったと思う)の様子などで、ニクバエとキンバエなどが区別できるのだそうです。絵に描いて説明を受けたのですが、この辺りは、専門書で確認するしかないようです。
以前、調理直後の給食にウジ虫がいたという話があり、呼ばれて行った現場で飛び回っているハエを上手い具合に捕まえたところ、私の手のひらにウジ虫を産み落とし、一件落着したことがありました。これには、餌を与えて育てたところ立派なセンチニクバエらしい成虫になり感動した覚えがあります。
ハエが住み難い環境になり、ウジの鑑別もなかなか出来ないというのは、きっと喜ばしいことなんですよね。
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