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タイトルエアーサンプラーについて
記事No3700
投稿日: 2025/07/31(Thu) 15:51
投稿者えあー上段
エアサンプラーについて質問させて頂きます。

採取手順についてですが、
培地をセットし、サンプルグリッド(穴の開いた蓋で吸引するための備品)で蓋をしてスタートするのですが、このサンプルグリッドは、検体毎(培地を交換するごと)に酒精綿などで消毒したほうが良いのでしょうか。消毒しないことで、次の培地がコンタミすることを懸念しています。穴のみ通過するので影響なければ良いのですが。
因みに使用前には滅菌したものを使用しています。

https://www.biomerieux-industry.com/ja/products/air-ideal-3p

取扱い説明書や採取方法を検索しましたが、質問のような細かい部分がわかりませんでしたので、質問させて頂きました。
宜しくお願いいたします。

タイトルRe: エアーサンプラーについて
記事No3701
投稿日: 2025/08/01(Fri) 20:39
投稿者おっと
> エアサンプラーについて

この機種を見たこともありませんので、ホームページを見た印象で書いています。

エアーサンプラーでは、細菌がどれくらい採取されるのでしょうね。
一定時間、空気を通過させると、一定数はサンプルグリッドに付着するものもあるでしょうね。
考え方ですが、サンプルグリッドに付着した細菌は本来ならば、培地の方で捕集されてカウントされるべきだったとは考えられませんか?

本来ならば、前回捕集されるべきであったものが遅れて採取されたと考えると、それが正しい値であるかもしれませんね。

一方、まったく別の、清浄な場所を検査する場合、ホコリにまみれたようなサンプルグリッドを使用すると、当然、コンタミを受けますよね。

> 因みに使用前には滅菌したものを使用しています。

この場合の、使用前とはどういうことでしょうか?
また、この場合の使用後とはどういう状態でしょうか?

少し、ラフなやり方ですが、使用後のサンプルグリッドのふき取り検査か、洗浄液の検査を行ってみると、コンタミする場合の最大値が推定できるように思うのですがどうでしょうか?

タイトルRe^2: エアーサンプラーについて
記事No3702
投稿日: 2025/08/04(Mon) 11:15
投稿者えあー上段
おっとさんありがとうございます。

>
> この場合の、使用前とはどういうことでしょうか?
> また、この場合の使用後とはどういう状態でしょうか?

ひとつの現場での作業前と作業後ということです。
ひとつの現場とは、例えば20カ所をサンプリングするとういことです。

培地1枚ごとに滅菌したサンプルグリッドを使用することは現実的に不可能ですので、現場でできる方法として、培地を交換するたびにエタノールなどで消毒は可能ですが、作業時間が掛かること、準備が増える事、方法によってはムラが生じることも懸念しています。
ただ、培地交換毎のサンプルグリッドの消毒等を行わなくても結果に影響がないような構造であれば、(手指などからのコンタミリスクを除く)最も良いのですが。

タイトルRe^3: エアーサンプラーについて
記事No3703
投稿日: 2025/08/05(Tue) 17:15
投稿者おっと
> ただ、培地交換毎のサンプルグリッドの消毒等を行わなくても結果に影響がないような構造であれば、(手指などからのコンタミリスクを除く)最も良いのですが。


実際のコンタミはどのように起きているでしょうか?
想像ですが、検査対象場所の空中浮遊菌はほとんど存在しない環境なので、もしもコンタミの影響があるとすればそれが結果に大きく影響するということなのでしょうか?

現実的には、きれいな場所から汚い場所へと検査をすれば、コンタミの影響は問題にならないと思うのですが、実際の検査結果はどのようなものでしょうか。

コンタミの原因はその検査環境にあるので、コンタミ込みのデータがその環境の現実と考えるのはダメでしょうか。

タイトルRe^4: エアーサンプラーについて
記事No3704
投稿日: 2025/08/06(Wed) 09:15
投稿者えあー上段
何かの文書でサンプルグリッドを培地の交換の都度、消毒を行うという記述があったことを昔の何かの記憶に残っていました。

低汚染区域から検査を始めれば、コンタミ込みのデータがその環境の現実という考え方が納得できました。
ありがとうございます。