タイトル | : Re: logについて |
記事No | : 3650 |
投稿日 | : 2024/11/13(Wed) 00:36 |
投稿者 | : おっと |
> log cfu /g のこのlogについて
数学は専門外なので、Microsoft Edge で検索してみると、 Microsoft Excel の LOG 関数の書式および使用法について説明がでてきました。 https://support.microsoft.com/ja-jp/office/log-%E9%96%A2%E6%95%B0-4e82f196-1ca9-4747-8fb0-6c4a3abb3280
これによると、「指定された数を底とする数値の対数を返します。」とあり、 書式;LOG(数値, [底])とあります。
log とは対数のことですね。 昔習った数学では、10を低とする常用対数というものがあったと思います。
10 の 2乗は 100 10の5乗は 10,000 とも書けます。 つまり、LOG(100) = 2 LOG(100,000) = 5 となります。 log を使うと簡単に桁数を表記できます。
ご質問にある、log cfu /g は おそらく菌数のグラフのy軸の単位にあったとおもいます。 細菌の増え方は一つが2つに、2つが4つに4つが8つにと倍々にふえます。 これは 2の2乗 =(2×2)、2の3乗 =(2×2×2)とも表記できます。
分かりやすく言うと、「log cfu /g」が2の場合 100のオーダー(100〜999) 3の場合 1000のオーダー(1000〜9999) いう具合になります。 このように、グラフの軸の目盛りを対数で表記したものを対数グラフといいます。 食品衛生の分野では細菌数や、ATP検査でのRLU値の表記に使われます。 次のサイトのグラフを見ると分かりやすいかと思います。 logを使わないと大きな数字になることが分かります。 https://biochemifa.kikkoman.co.jp/kit/atp/method/diffrence001/
もう少し、詳しく言うと たとえば、150 の対数はいくらですかと聞かれた場合、 エクセルの関数を使って あるセルに = LOG(150) と入力すると、2.176091259 と表示されます。 = LOG(1500) と入力すると、3.176091259 と表示されます。 これは、10の2.176091259乗は 150 ということになります。 10の3.176091259乗は 1500 ということになります。
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